活発性の才能って?
競争性はストレングスファインダーの4つのグループの中で、影響力グループに属する資質です。
この資質が高い人は、「金メダルこそ唯一のメダル」と考え、競争を大いに楽しみます。
また、自分の進捗を他の人との比較で測り、1位になるために懸命に努力します。
ただし、負けず嫌いだからこそ、勝負に負けたときの精神的な対処法を考えておかなければなりません。
本質 | ライバルを強く意識します。 |
行動 | 勝つために全力を尽くします。 |
貢献 | 1位になることを切望し、結果を出します。 |
必要 | 比較対象となる、同レベルの相手が必要です。 |
好き | 1位の相手に挑戦することが好きです。 |
嫌い | 2番になることが嫌いです。 |
競争性が高い人の特徴って?
競争性の能力が高い人は、「比較」の考え方がベースになります。
世の中を見渡し、直感的に人の業績に気づき、それを評価基準にします。
どれだけ自分が頑張っても、どんなに価値ある目的があっても、それでは満足できません。
自分の達成した目標が競争相手を超えていなければ、成果を無意味に感じてしまうのです。
ですから、競争性が高い人にはライバルが必要です。
比較するための数字も必要です。
ライバルと比較ができれば勝つことができます。
そして、その勝利を手にしたときに無上の喜びを得られるのです。
競争性の高い人は、数値で測るのが好きです。なぜなら、比較できるから。
競争相手も好きです。なぜなら、奮い立たせてくれるから。
コンテストも好きです。なぜなら、必ず勝者がいるから。
実は、特に好きなのは、勝つ可能性が高いコンテストです。
もちろん負けても平静を保ち、競争相手には礼儀正しくしますが、競争性が高い人にとって、単に楽しむためだけの競争はありえません。
競争は、あくまでも勝つために行うもの。
ですから、長い目で見て勝つ見込みがなさそうだと、コンテスト自体を避けるようになります。
例えば、大きな仕事をこなしているときの競争性の高い人の気持ちは、こんな感じです。
他の才能とプチ比較してみよう!
比較1
「競争性」型の人は、人のパフォーマンスを見ると上達しますが、
「自我」型の人は、人にパフォーマンスを見られると上達します。
比較2
「競争性」型の人は、スコアボードによって自分の進捗が測られ、勝利が証明されると思い、
「分析思考」型の人は、データによって経験が定量化され、理論が証明されると思います。
競争性の資質の高い人は、勝つことに夢中になって現実を楽しめないこともありますが、チームが一丸となって勝つためのリーダーシップが取れるというすばらしい才能があります!
他の資質が高い人たちの特徴も理解して、お互いに助け合っていきましょう。