活発性の才能って?
活発性は、ストレングスファインダーの4つのグループの中で、影響力グループに属する資質です。
この資質が高い人は、閉塞的な状況から素早く抜け出る人で、アイデアを実行に移して結果をもたらします。
せっかちで、考える前に行動してしまう癖があるので、時と場合によっては注意が必要です。
本質 | 何もしていないことに我慢できません。 |
行動 | 物事に弾みをつけていこうとします。 |
貢献 | 物事の緊急性を高めてくれます。 |
必要 | 議論よりも行動が必要な人です。 |
好き | 何かを始めることや、刺激が大好きです。 |
嫌い | 待つことや、時間を無駄にすることが嫌いです。 |
活発性が高い人の特徴って?
活発性の能力が高い人は、「いつ始めようか?」と常に思っています。
動き出したくてうずうずしている人なのです。
もちろん分析が役に立ち、討論が貴重な洞察を生む場合があることも認めます。
でも、心の底では行動だけに価値があると思っています。
なぜなら、行動だけが何かを引き起こし、行動だけが成果につながるからです。
活発性が高いと、いったん決断が下されると行動せずにはいられません。
周りの人が「まだわからないことがあるのに」と戸惑っていてもおかまいなしに、自分のペースでどんどん進んでいきます。
例えば、街を横断しなければならないとしたら。
活発性の高い人にとって最も早く移動する方法は、とにかく信号から信号へと渡り歩くことです。
すべての信号が青になるタイミングを、慎重に待っているわけにはいきません。
そもそも、行動が最良の学習手段であり、行動と思考は相容れないものではないと思っているため、決断し、行動し、結果を見て、そして学ぶのが、活発性の高い人のやり方です。
この学習法によって、次の行動、そしてさらに次の行動へと導かれるのです。
つまり、活発性の高い人はこう考えています。
「行動がなければ成長できない」
だからこそ、危険を冒してでも行動し続けなければなりませんし、次の行動を起こさなければならないのです。
そうすれば、思考を常にいきいきと豊かにしておくこともできます。
活発性の高い人にとっては、これが重要です。
活発性の高い人は、アイデアを実現する人であり、それが喜びになります。
結局は、何事も言ったことや考えたことではなく「実行したこと」によって判断されることをよく知っていますし、それを恐れることもありません。
例え、行動したことで落とし穴に落ちてしまったり、障害物にぶつかったりしても、自然と前向きに捉えることができます。
例えばこんな風に。
他の才能とプチ比較してみよう!
比較1
「活発性」型の人は、行動に代わるものはないと信じていますが、
「内省」型の人は、思考に代わるものはないと信じています。
比較2
「活発性」型の人は、正しく理解するまでやりますが、
「慎重さ」型の人は、正しく理解してからやります。
活発性の資質の高い人は、失敗を避けようとするタイプの人たちを振り回してしまうことがありますが、人を巻き込み、プロジェクトなどを推し進めるすばらしい才能があります! (←八木資料を参考に、人間関係における長所と短所を書き足し、長所で締める)
他の資質が高い人たちの特徴も理解して、お互いに助け合っていきましょう。